相変わらずの直前メンドクサイ病を発症させてグズっていたところ、相方からは「ここで逃げたらチキンとみなして別れるからな」と再び強制参加命令を出され、某S王子からは「アンタ、ここ半年の集大成だろ!」と特捜最前線の船村一平警部補(通称ニトロ刑事)さながらのハッパをかけられたので、覚悟を決めてレガシー日本選手権に参加することに。
朝7時に起床。簡単な朝食と準備を済ませて8時過ぎに家を出る。行きのBGMにはStone Roses“The Complete Stone Roses”、BUCK-TICK“殺シノ調ベ ~This is NOT Greatest Hits~”、“GRADIUS V SOUNDTRACKS”をチョイス。9時過ぎに京阪京橋駅ホーム内喫煙コーナーで一服してから某S王子と合流し、10時過ぎに京阪三条駅に到着。滝のような豪雨の中、バス代・タクシー代をケチって“八甲田山 死の行軍”を彷彿とさせるような強行軍を選択。雨でズブ濡れになったせいか妙にテンションが上がり、男二人でキャッキャキャッキャ言いながら会場へと向かうことに。
現地到着は10時半頃。入場ゲートをくぐったその足で参加受付を完了し、某クッキー氏を筆頭に友人や顔見知りの方々とそれぞれ挨拶及び立ち話。デッキ登録用紙の記入を済ませ、“萬席”まで行って常駐の某ぱおさんに挨拶がてら初心者プロレスファンのフリをして獣神サンダーライガーの中の人の正体とその消息を白々しく質問しに行った後、様子を見に来た住吉区ランブルマジック愛好会名誉魔王DJ K氏の流れるようなライムを聞きながら開始時刻まで待機。
本日は173人参加の全8回戦とのこと。使用デッキはここ半年近くの総決算ということで、相変わらずのエンチャントレス、通称xxxchantress(一部伏せ字)。
はようエンチャントメントまみれになろうやといった感じで、覚えている限りの簡単な対戦成績等は以下の通り。
■ Round 1
vs Mask Dread
以前に何度かAngelic Smile Legacyにて対戦したことのある方と。
Game 1:
相手の方先手。こちらマリガンスタート。
なんとか場を整えたところで相手の方投了。
Game 2:
相手の方マリガンスタート。
《Illusionary Mask》より裏向きで出てきた《ファイレクシアン・ドレッドノート》が2体並んだ返しのターン、《補充》が通って一気に場を構築できたところで相手の方投了。
Result :
2-0(W-W)で勝ち。通算成績1勝0敗。
対戦終了後、後ろで自慢のドレッドヘアを激しく振り乱しながら観戦していたDJ K氏から「絶対に負けたと思ってましたYO!(振り付け込み)」とファンキーにディスられる(一部誇張)。
■ Round 2
vs Team America
名古屋から遠征された方とのこと。トップ8入りおめでとうございます。
Game 1:
相手の方先手。こちらマリガンスタート。
なんとかドローエンジンを設置し順調に相手の方の手札を減らすことに成功するも、《破滅的な行為》で場を更地にされる。
なぜかあと1ターン待とうと日和って《補充》を温存したところ、《Hymn to Tourach》で手札から落とされる。
そのまま何もできずに負け。
思い返してみればここで色々とツキを逃したかなぁと。少々オカルト理論ながら要反省。
Game 2:
ドローエンジン連打を全てカウンターで捌かれ、《Hymn to Tourach》で手札の《補充》を落とされる。
《エレファント・グラス》を置いてしばらく粘ってみるが《ミリーの悪知恵》の効果を《もみ消し》され、最後は《墓忍び》に介錯されて負け。
Result :
0-2(L-L)で負け。通算成績1勝1敗。
■ Round 3
vs UB Faerie
Game 1:
こちら先手。《ヴェンディリオン三人衆》と《霧縛りの徒党》に殴られて負け。
Game 2:
《仕組まれた爆薬》で場を流され、《精神を刻む者、ジェイス》でライブラリートップを弄られ続けて負け。
先日の『ニッセンレガシーにむけての調整会』にて再発した、Tricolark愛用時代から続くFaerie恐怖症がより深刻に。どれぐらい深刻なのかと言うと対戦内容をほとんど思い出せない程で。《霧縛りの徒党》怖い。
Result :
0-2(L-L)で負け。通算成績1勝2敗。早くもトップ8入賞の目が無くなる。
「じゃあ俺、次負けたらドロップするから(棒読み)」と路上でスカウトされた茶髪の青年(Patagoniaのフリース着用)っぽく宣言したところ、「アンタ、最後までやり遂げなさいよ!」と先日に引き続きまたしても特捜最前線の船村一平警部補の生き霊が某S王子に憑依。
ちなみに某S王子のSamurai Blackは“必殺!わからん殺し”が炸裂してこの時点で全勝。凄い。
■ Round 4
vs RB Goblin
Game 1:
こちら先手。なんとか場を構築することができたので相手の方投了。
Game 2:
こちら痛恨のダブルマリガンスタート。
相手の方《ゴブリンの従僕》スタート。こちら1ターン目マナブーストから2ターン目に《アルゴスの女魔術師》・《エレファント・グラス》と展開し、危なげなく《独房監禁》を維持できる状況まで繋げたところで相手の方投了。
少し油断してサイドボードから投入するカードを間違う。要反省。
Result :
2-0(W-W)で勝ち。通算成績2勝2敗。
この辺でDJ K氏が自慢のドレッドヘアを指で玩びながら「Jさん、ちょっとお昼食べてきますわ」との言葉を残し失踪。戻ってこなかったところを見るとおそらくどこかで不思議タバコを吸ってストーンドしてしまったのだろう。アーティストだからと言って何でも許されるワケでは無いということを彼は肝に銘じるべきだと思う(一部除き全て嘘)。
■ Round 5
vs New Horizons@りょーちんさん
Game 1:
着席した時点でお互いに苦笑い。先日の『ニッセンレガシーにむけての調整会』、Round 2にて対戦済。
こちら先手、マリガンスタート。
《吹きさらしの荒野》・《森》と並べられてBGW Rockのフリをされるも実はNew Horizonsだったというオチが。
なんとか場を構築することに成功したところで相手の方投了。
Game 2:
《仕組まれた爆薬》X=1起動でマナ基盤を壊滅させられつつもそのたびに都合よく土地を引き込み、マスデストラクションを警戒して温存しておいたドローエンジンを小出しにプレイ。
なんとか場を構築することに成功し、都合5枚並んだドローエンジンと《戦争の言葉》で相手の方を焼ききって勝ち。
プレイングではなく、単純にこちらのドローが都合良く噛み合って勝てた印象が。要精進。
Result :
2-0(W-W)で勝ち。通算成績3勝2敗。
■ Round 6
vs Zoo
青マナシンボル付きスリーブの方と。
願掛け代わりにということで、以前誕生日プレゼントにもらったプレイマットを実戦初投入。
Game 1:
こちら先手。こちらがマリガンを選択した後すかさず相手の方もマリガンを選択。
「付き合いマリガンとはいい人ですね!ひみつ日記に書いときますんで」、「すごくいい人だったと書き込んでおいてください。ぜひよろしくお願いします!」等の少しテンション高めで和やかなやり取りを交えながらゲームスタート。
こういうよくわからない冗談に付き合ってくれる方がいるのもリアルMTGの楽しみというか何というか。
順調にビートダウンされ、最後は《火炎破》にて「ハッ…ハッ…アッー!アーツィ!アーツ!アーツェ!アツゥイ!ヒュゥー、アッツ!アツウィー、アツーウィ!アツー、アツーェ!すいませへぇぇ~ん!アッアッアッ、アツェ!アツェ!アッー、熱いっす!熱いっす!アッ!熱いっす!熱いっす!アツェ!アツイ!アツイ!アツイ!アツイ!アツイ!アー・・・アツイ!」と焼殺される。
Game 2:
こちら《真髄の針》で《クァーサルの群れ魔道士》を選択し、2ターン目には《アルゴスの女魔術師》を設置する動きながらも相手の方がブン回り。最後はこれまた《火炎破》にて「ハッ…ハッ…アッー!アーツィ!アーツ!アーツェ!アツゥイ!ヒュゥー、アッツ!アツウィー、アツーウィ!アツー、アツーェ!すいませへぇぇ~ん!アッアッアッ、アツェ!アツェ!アッー、熱いっす!熱いっす!アッ!熱いっす!熱いっす!アツェ!アツイ!アツイ!アツイ!アツイ!アツイ!アー・・・アツイ!」と焼殺される。
途中で引きこんだ《木化》を温存せずに《野生のナカティル》に貼り付けていたらまた展開が変わっていたかも。要反省。
Result :
0-2(L-L)で負け。通算成績3勝3敗。残念ながら賞品圏内入賞の目が無くなる。
もうここまで来たら消化試合ではなく今後のための良い練習の機会だと割り切って考えようということで、ドロップせずに続けてみることに。
■ Round 7
vs Aggro Loam
以前にAngelic Smile Legacyにて対戦したことのある方と。
今度こそ願掛け代わりにということで、以前誕生日プレゼントにもらったプレイマットを実戦投入。
Game 1:
こちら先手。《突撃の地鳴り》にて「ハッ…ハッ…アッー!アーツィ!アーツ!アーツェ!アツゥイ!ヒュゥー、アッツ!アツウィー、アツーウィ!アツー、アツーェ!すいませへぇぇ~ん!アッアッアッ、アツェ!アツェ!アッー、熱いっす!熱いっす!アッ!熱いっす!熱いっす!アツェ!アツイ!アツイ!アツイ!アツイ!アツイ!アー・・・アツイ!」とライフを10点削られて焼殺される。
Game 2:
相手の方マリガンスタート。
こちら《真の木立ち》・《太陽と月の輪》・《霊体の正義》・《Moat》と並べて消極的な姿勢をアピール。
フルタップで《空位の玉座の印章》を出した返しのターン、相手の方の《仕組まれた爆薬》X=4起動により頼みの綱の《Moat》を壊され万事休す。
厳しいマッチアップだったとは言え、かなり迂闊なプレイングをしてしまったかなぁと。要反省。
Result :
0-2(L-L)で負け。通算成績3勝4敗。この時点で勝ち越しの目が無くなる。
■ Round 8
vs Dragon Stompy
地元京都の方とのこと。
今度こそ、今度こそ願掛け代わりにということで、以前誕生日プレゼントにもらったプレイマットを実戦投入。
Game 1:
こちら先手。場を構築することができたので相手の方投了。
ゲーム途中、相手の方には本当に申し訳ないことをしてしまいました。この度は本当にすいませんでした。今後は気をつけます。要猛反省。
Game 2:
申し訳無さ過ぎて気を取り直せずに目の前に向かうことに。
《ルーンの光輪》で《ギャサンの略奪者》を足止めしつつ都合よく《クローサの掌握》等を引き込んで《恒久の拷問》・《三なる宝球》を処理し、なんとか場を構築することができたので相手の方投了。
Result :
2-0(W-W)で勝ち。通算成績4勝4敗。
本日はなんとか4勝4敗の成績で終了。4勝4敗…、普通だなぁ(KYN風に)。全8回戦はとにかく疲れたなぁと。山ほどの反省点が見つかる中、何よりも最終戦の大ポカは重ね重ね申し訳無いというか。つまるところはまだまだこうした大きな大会に参加できる器では無かったということですな。
実はこれからしばらく個人的に忙しくなるということで本日のレガシー日本選手権が良い区切りだと考え、結果の如何に関わらず落ち着くまではMTGと距離を置こうと思っていたのだが、やはりこの成績で終わるのは悔しいし、何よりもここで逃げるのは最終戦で当たった方に失礼だと思うので、もう少し続けてみることにしようかなと。
同行者の某S王子は5勝3敗の成績で終了。同行者が勝ち越しで終われたこと、そして誕生の瞬間からナマ暖かい目で見守ってきたSamurai Black鮮烈デビューの瞬間に立ち会えたことはもちろん嬉しいが、何よりも嬉しいのは『日本レガシー選手権・トップ8プロフィール/デッキリスト』ページ内、トップ8に入賞した殿堂入りプロプレイヤーの方の『このレガシー選手権の予選ラウンドで印象的だったことは?』欄にてSamurai Blackが話題に挙がったことだったり。徹夜明けや遠征明けでクタクタになりながらも嫌な顔ひとつせず、自分自身に付き合って一緒に遊んでくれた友人にこんなにも素敵なオチが用意されていたとは。自分のことではないが素直に嬉しいし、会場に来て本当に良かったと思う。
大会終了後は日本選手権本選参加の某H氏と合流してバイヤーブースを覗き、某S王子と3人で帰途につくことに。某H氏は6勝8敗の成績で終了とのこと。残念。しかし直前予選できっちり結果を出して本選出場権を獲得するのはやはりさすがだなぁと。
バイヤーブースにてAggro Loam使いの某K氏から《木化》の投入を薦められる。最終戦にて別の方のエンチャントレスと対戦した中で意外に苦しめられたからとのこと。こうして自身の体験談等を色々とリークしてくれる某K氏には頭が上がらないというか。感謝。
途中の“こっさりラーメン”にて、供え置きのFLASH(特に元AKB48の中西里菜のヌードグラビアのページ)を広げながらヨタ話と謎の握手と夕飯を済ませ、帰りの電車内では3人が半分寝ながら話すといったまさに野戦病院さながらの光景を繰り広げた後、くたくたになりながら帰宅。
今後は対戦相手の方の迷惑にならないようにより一層の精進に努めようということで、本日の《アルゴスの女魔術師》との愛を育む日記はおしまい。
コメント
リンクさせてもらいました。宜しくお願いします
突っ込みどころのオンパレードに負けず敢えて言いたい事は一つ。
Stone RosesはWhere Angels Playが一番好きです。
現地ではお世話になりました。
次に顔を合わす機会がありましたら、ぜひフリープレイ等よろしくお願いします。
リンクありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします!
えぇ~?ニ、ヒューホラですかぁ?(SGWの制服にキャップを深く被った男がまんざらでもなさそうに)
また渋いトコ突いてきますなぁ。枯れギター系のRosesも好みですが、個人的にはShe Bangs the Drums・フッキー節炸裂のElephant Stoneといったキラキラしたのも好みです。でも申し訳無いが再結成だけはNG。
>すごくいい人だったと書き込んでおいてください。
ここまで書いてしまったら逆に台無しな感じにw
リンクさせて頂きましたのでよろしくお願い致します。
現地ではお世話になりました。
こちらこそ対戦ありがとうございました。
あの場のやり取りから、もしかしてダチョウ倶楽部的な展開がお好みなのではと解釈したので一部始終をそれっぽく書き出してみた次第でしてw
こちらもリンクさせていただきましたので、今後ともよろしくお願い致します。